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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科65巻13号

2011年12月発行

珍しい外陰部疾患・5

陰茎皮下異物,膀胱・尿道異物

著者: 三木誠1

所属機関: 1新宿石川病院

ページ範囲:P.980 - P.981

文献概要

陰茎皮下異物(subcutaneous foreign bodies of penis)

 主として性的目的で陰茎皮下に異物を挿入,あるいは注入することがある。注入されたものが流動性のものであると,長期間経過すると陰茎先端あるいは陰囊下方に沈下し,陰茎の変形や硬結を生じ,感染を併発してさらには皮膚壊死を起こすことがある。陰茎を大きくしようとする試みには,経口薬からシリコン注入,外科的手術までいろいろあるが,これまでのところ手術こそが唯一科学的に実証された確実な方法であるとする,興味ある論文が最近出ている(Nugteren HM, et al:J Sex Marital Ther 36:118-123, 2010)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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