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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科65巻13号

2011年12月発行

手術手技 指導的助手からみた泌尿器科手術のポイント・8

根治的膀胱摘除術―男性患者の場合

著者: 戸澤啓一1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野

ページ範囲:P.993 - P.996

文献概要

要旨 根治的膀胱摘除術の最も大きな合併症は出血である。DVC,側方靱帯などの処理では1つ間違えば大量出血の危険がある。さまざまなシーリングデバイスの出現により,そのリスクは減っている。しかし,道具を過信しているとしっぺがえしをくうことも肝に銘じるべきである。骨盤内の解剖を熟知し,確実な止血テクニックを持つことが重要であることを指導医も心にとめる必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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