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超音波造影剤は,X線造影剤のように腎毒性を有さず,腎に負荷をかけることなく投与可能な特性を有する。この特性に着目して,透析腎に生じた腎腫瘍の鑑別に,超音波造影法を用いた試みが,2010年春に京都市で開催された日本超音波医学会第83回学術集会で紹介された。
現在のところ,わが国で日常臨床において使用可能な超音波造影剤は,①ガラクトース・パルミチン酸混合物と,②ペルフルブタンマイクロバブルである。①は,腎についての保険適応があるが,②の適応は現在のところ肝腫瘤の造影診断のみにおいて認められている。
現在のところ,わが国で日常臨床において使用可能な超音波造影剤は,①ガラクトース・パルミチン酸混合物と,②ペルフルブタンマイクロバブルである。①は,腎についての保険適応があるが,②の適応は現在のところ肝腫瘤の造影診断のみにおいて認められている。
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