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特集 こんなときどうする!?―泌尿器科手術のトラブル対処法
Ⅰ 尿路内視鏡手術 ■経尿道的尿管砕石術(TUL)
016 バルーン拡張術後にすぐにTULを行ってよいか
著者: 荒川孝1 越田竹朗2 山下英之2 大東貴志2
所属機関: 1国際医療福祉大学三田病院尿路結石破砕治療センター 2国際医療福祉大学三田病院泌尿器科
ページ範囲:P.57 - P.59
文献概要
[1]概 説
TULにおいては結石が目視できる位置まで尿管鏡が届かなければ,いかなる処置も行ってはならない。ブラインドでバスケットカテーテルを用いることはガイドラインでも禁じられている1)。したがって,結石より遠位の尿管に狭窄が存在すると判断された症例では無理をせずにTULは中止とし,尿管の拡張を行ってから,後日改めてTULを予定するのがよい。
参考文献
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