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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科65巻6号

2011年05月発行

文献概要

特集 ED診療のコツ―私はこうしている

外来での問診,診察,検査―日常の臨床でどこまでやるか

著者: 後藤隆太1

所属機関: 1藤が丘南口クリニック

ページ範囲:P.353 - P.357

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要旨 勃起障害(ED)の分類は,機能性ED,器質性ED,混合性EDに大別される。当院では,十分に時間を費やし,問診,診察,検査を行い,ほとんどの場合,当日に治療を開始している。問診では,特に既往歴,合併症,併用薬剤について注意深く行う必要がある。診察においては,外性器を観察,陰茎性ED,内分泌性EDの可能性を確認する。検査としては,採血により内分泌性EDの有無を判定するが,糖尿病など生活習慣病がみつかる場合もある。オプション検査としては,動脈性EDの診断のため,海綿体注射を行っている。若年者で外傷性動脈性EDが疑われる患者,ペロニー病,陰茎彎曲症などの陰茎性ED患者は,さらなる検査,治療のため専門病院へ紹介する。

参考文献

1)石蔵文信:METsスコア.ED Practice 2:11-13,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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