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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科65巻6号

2011年05月発行

文献概要

画像診断

コイル塞栓術が有効であった動脈瘤型腎動静脈奇形

著者: 渡辺隆太1 田中宏明2 横山雅好1

所属機関: 1愛媛大学大学院医学系研究科泌尿器制御学分野 2愛媛大学大学院医学系研究科生体画像応用医学分野

ページ範囲:P.420 - P.423

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 患 者 47歳,男性。

 主 訴 右季肋部から背部にかけての疼痛。

 家族歴・既往歴 特記すべきことなし。

 現病歴 2010年3月,右季肋部から背部にかけて貫くような疼痛を突然自覚し,近医を受診した。エコーにて右腎腫瘤を認め,さらに造影CTで後腹膜に血腫を認めたため,右腎腫瘍の自然破裂疑いで,当科を紹介され受診した。

参考文献

1)藤田展宏,松浦隆志,境 昌宏,他:選択的動脈塞栓術にて治療しえたaneurysmal type腎動静脈奇形の1例.臨床放射線 52:342-346,2007
2)Takaha M, Matsumoto A, Ochi K, et al:Intrarenal arteriovenous malformation. J Urol 124:315-318, 1980
3)平安名常一,橋本 学,宮内孝治,他:巨大腎動脈下大静脈瘻の経カテーテル治療経験―2個の離脱式コイルがアンカーとして有用であった塞栓術症例.IVR会誌 18:56-58,2003
4)畢 建斌,松本真由子,畠山直樹,他:動脈塞栓術を施行したaneurysmal type腎動静脈瘻の1例.泌尿紀要 47:731-733,2001
5)中田哲也,藤田 治,明比直樹,他:コイル塞栓術を行った動脈瘤型腎動静脈瘻.臨泌 63:72-74,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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