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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻12号

2012年11月発行

手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・1【新連載】

―腹腔鏡手術の基本―腎摘除を主に―腎癌に対する腹腔鏡下根治的腎摘除

著者: 羽渕友則1

所属機関: 1秋田大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学

ページ範囲:P.931 - P.940

文献概要

要旨 腹腔鏡下腎摘除は,腎癌や腎盂尿管腫瘍の治療体系の中で必須のモーダリティーといえる。経腹腔,経後腹膜のいずれの方法にも利点と欠点があるが,共通の守るべきコンセプトとして,①広く良好な視野を確保すること,②腎茎が広く展開された状態で処理されること,③腎周囲脂肪が腎に綺麗に付着される適切な層を維持して摘出すること,ではないかと考える。本稿が“標準的な腹腔鏡下腎摘除”の施行における一助となれば幸いである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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