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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻13号

2012年12月発行

手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・2

腹腔鏡下副腎摘出術

著者: 木下秀文1 松田公志1

所属機関: 1関西医科大学附属枚方病院泌尿器科

ページ範囲:P.1011 - P.1018

文献概要

要旨 副腎の手術は,泌尿器科の中でも,最も最初に行われた腹腔鏡手術である。副腎病変の主なものには,原発性アルドステロン症,Cushing症候群,褐色細胞腫などの内分泌活性病変と原発性あるいは転移性の悪性腫瘍も含めた内分泌非活性腫瘍までさまざまな疾患がある。内分泌腫瘍の多くと大きな内分泌非活性腫瘍は,原則として外科的治療の対象となる。術式としては,癌が強く疑われる症例を除き,ほとんどが腹腔鏡手術に移行した。本稿では,副腎の疾患に対する腹腔鏡手術について,手技を中心に概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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