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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻2号

2012年02月発行

書評

「臨床に活かす病理診断学 第2版―消化管・肝胆膵編」―福嶋敬宜,二村 聡 編 フリーアクセス

著者: 角谷眞澄1

所属機関: 1信州大学・画像医学

ページ範囲:P.135 - P.135

文献概要

 福嶋敬宜先生,二村聡先生編集による『診療・研究に活かす病理診断学―消化管・肝胆膵編』が,「より一層,臨床の現場に病理情報を届けるため」に改訂され,『臨床に活かす病理診断学―消化管・肝胆膵編(第2版)』として医学書院から上梓されました。B5判の283ページからなる病理診断学の解説書ですが,病理写真はオールカラーとなり,見出しにもカラーが加えられ,とても見やすい教科書に華麗に変身しました。

 改訂版は初版と同様に,入門編,基礎編,応用編,資料編に分かれています。入門編では,病理診断を概観した上で,病理検体の扱い方,病理組織診断から報告書の作成と進み,迅速病理診断や細胞診へと続きます。初版のコラムにあった「FAQ」がここに内包され,全体を30問のQ & A形式にし,病理診断を臨床に活かすポイントが「ざっくり」と書かれています。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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