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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻4号

2012年04月発行

特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル

Ⅰ 泌尿器科診療の基本

001 インフォームド・コンセントの実際

著者: 林祐太郎1 西尾英紀1 守時良演1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野

ページ範囲:P.18 - P.22

文献概要

[1]はじめに

 「Informed consent」を直訳すると「知らされたうえでの合意」となる。医療におけるインフォームド・コンセントを具体的に表すと,医師が患者に病態をていねいに説明し,それに応じた検査と治療について適切な情報を提供し,患者は十分に理解したうえで,誰にも強制されない自由な立場で検査や治療の方法を選択し,その同意に基づいて医師が医療を行う,という医療上での原則を意味する1)

参考文献

1)森岡恭彦:インフォームド・コンセント.NHKブックス,日本放送出版協会,東京,1994
2)林祐太郎,河合憲康,橋本良博:処置とインフォームド・コンセント.臨泌 56:97-100,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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