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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻4号

2012年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル Ⅱ ベッドサイド処置の実際

012 栄養管理

著者: 麦谷荘一1

所属機関: 1浜松医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.71 - P.75

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[1]はじめに

 食事によって栄養必要量が満たされない患者に栄養療法が適応となる。栄養不良では,感染,創傷治癒遅延,褥瘡などの合併症が増加し,さらにはQOLの低下や入院期間の延長をもたらす。したがって栄養管理を行うことにより,治療に対する耐容能の改善,術後合併症の減少,感染リスクの軽減,入院期間の短縮などが期待できる。

 栄養療法には経腸栄養法と静脈栄養法がある。本項では,経腸栄養・静脈栄養の適応と禁忌,利点と欠点について概説する1~3)

参考文献

1)日本静脈経腸栄養学会 編:静脈経腸栄養ハンドブック.南江堂,東京,2011
2)日本病態栄養学会 編:NSTガイドブック2011改訂第3版.メディカルレビュー社,大阪,2011
3)日本静脈経腸栄養学会 編:静脈経腸栄養ガイドライン 第2版.南江堂,東京,2006
4)Pittiruti M, Hamilton H, Biffi R, et al:ESPEN guidelines on parenteral nutrition:central venous catheters(access, care, diagnosis and theraphy of complications). Clin Nutr 28:365-367, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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