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特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル
Ⅲ ベッドサイドトラブル対処法
文献概要
[1]はじめに
泌尿器科診療中に消化管出血に遭遇することは決して稀ではない。原疾患の種類や重症度,出血の程度などにより,症例に応じた対処が必要となるが,特に出血性ショックをきたした場合には,速やかな対処が必要になる。本項では消化管出血に関して泌尿器科医として知っておくべき診断・治療の要点,初期治療,予防法などについて概説する。
泌尿器科診療中に消化管出血に遭遇することは決して稀ではない。原疾患の種類や重症度,出血の程度などにより,症例に応じた対処が必要となるが,特に出血性ショックをきたした場合には,速やかな対処が必要になる。本項では消化管出血に関して泌尿器科医として知っておくべき診断・治療の要点,初期治療,予防法などについて概説する。
参考文献
1)桑山 肇:消化管出血に対する緊急止血法.総合臨床 58:1955-1960,2009
2)Graham AP:Malignancy of the kidney:survey of 195 cases. J Urol 58:10-21, 1947
3)小林一三:消化器内視鏡止血術(浅木 茂 編著).メジカルビュー社,東京,p6,2004
4)日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会 編:消化器内視鏡ガイドライン第3版.医学書院,東京,p134,2006
5)大山 力,神村典孝,米山高弘,他:4.消化器症状(下痢・口内炎・食欲不振・消化管穿孔).冨田善彦,他 編:Year Book of RCC 2009.メディカルレビュー社,東京,pp151-163,2009
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