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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻4号

2012年04月発行

特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル

Ⅳ ベッドサイド検査の実際 ■1.尿検査

033 尿路感染症の分子生物学的検査

著者: 東郷容和1 山本新吾1

所属機関: 1兵庫医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.193 - P.197

文献概要

[1]はじめに

 近年,尿路感染症において分子生物学的検査は広く用いられるようになっており,特に淋菌やクラミジアといった性感染症の診断においては必須検査となっている。本項においては,分子生物学的検査の現状および近年増加傾向である薬剤耐性菌に関して述べたい。

参考文献

1)日本感染症学会(編):性感染症診断・治療ガイドライン2011.日性感染症会誌 22(suppl):52-64,2011
2)熊澤淨一,松本哲朗,佐久本 操:Ligase Chain Reaction(LCR)法を用いたChlamydia trachomatisおよびNeisseria gonorrhoeae検出用試薬の基礎的・臨床的検討.西日泌尿 58:600-610,1996
3)金山明子,藤原恵利子,雑賀 威,他:男女尿検体におけるStrand displacement amplification(SDA)法を用いたChlamydia trachomatisおよびNeisseria gonorrhoeaeの検出.感染症学会誌 82:182-186,2008
4)松田静治:淋菌およびクラミジア・トラコマチス同時核酸増幅同定精密検査.モダンメディア 52:269-277,2006
5)山本新吾:尿路病原性大腸菌における病原因子の研究.日細菌学会誌 58:431-439,2003
6)江崎孝行,李 韻:DNAチップを用いた感染症診断.感染症 32:125-134,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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