文献詳細
特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル
Ⅳ ベッドサイド検査の実際 ■2.画像検査
文献概要
[1]はじめに
近年,CTなどの画像診断機器の発達が目覚ましく,特に3次元画像による立体的なイメージ画像処理により,泌尿器科領域においても画期的に診断率が高まってきた。造影剤に対するアレルギーがあるために造影検査ができない患者でもMRIなども併用することにより,確定診断ができる症例が多くなってきた。
しかしながら,なお診断に苦慮する症例も少なからず存在し,泌尿器科医の切り札として,逆行性腎盂造影(RP)は欠かせない検査の1つである(図1)。また,直接上部尿路にカテーテルを挿入することにより,同部の検体が採取できるばかりでなく,尿管カテーテル留置操作の一環として日常行う行為であり,泌尿器科医としてこの検査について精通しておくことは必須条件である。
近年,CTなどの画像診断機器の発達が目覚ましく,特に3次元画像による立体的なイメージ画像処理により,泌尿器科領域においても画期的に診断率が高まってきた。造影剤に対するアレルギーがあるために造影検査ができない患者でもMRIなども併用することにより,確定診断ができる症例が多くなってきた。
しかしながら,なお診断に苦慮する症例も少なからず存在し,泌尿器科医の切り札として,逆行性腎盂造影(RP)は欠かせない検査の1つである(図1)。また,直接上部尿路にカテーテルを挿入することにより,同部の検体が採取できるばかりでなく,尿管カテーテル留置操作の一環として日常行う行為であり,泌尿器科医としてこの検査について精通しておくことは必須条件である。
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