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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻5号

2012年04月発行

手術手技 指導的助手からみた泌尿器科手術のポイント・10

回腸導管造設術

著者: 濱田泰之1 木谷公亮1

所属機関: 1熊本中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.301 - P.306

文献概要

要旨 近年尿路変向術における自排尿型新膀胱の増加を認めるが,回腸導管造設術もいまだに重要な術式である。回腸切離,機能的端々吻合時における自動吻合器使用が技術の標準化や合併症の減少へ寄与すること,また本器材の使用について自動吻合器加算が可能となったことなどから本器材使用の重要度は増し,操作に熟達することは大切であると思われる。今回,本術式において自動吻合器を使用する回腸切離,機能的端々吻合を中心に説明する。

参考文献

1)徳久善弘,吉野茂文,硲 彰一,他:Ⅰ 開腹用手術機器―11縫合器,吻合器.手術 64:767-771,2010
2)前田耕太郎,花井恒一,佐藤美信他:小腸切除後の器械による小腸―小腸吻合.臨外 64:203-205,2009
3)Madersbacher S, Schmidt J, Eberle JM, et al:Long-term outcome of ileal conduit diversion. J Urol 169:985-990, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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