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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科66巻9号

2012年08月発行

文献概要

手術手技 指導的助手からみた泌尿器科手術のポイント・12

後腹膜リンパ節郭清術

著者: 原林透1 永森聡1

所属機関: 1北海道がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.653 - P.657

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要旨 化学療法後の後腹膜リンパ節郭清術は進行精巣癌に対する集学的治療の重要な一部であるが,難易度の高い手術である。3D-CTで血管の情報を十分得たうえで,split and rollの手技で大血管とリンパ節腫瘤の剝離を行う。射精神経の温存も考慮に入れる必要があり,経験の豊富な拠点病院に集約して行われるべき治療である。

参考文献

1)Beck SDW, Foster RS, Bihrle R, et al:Is full bilateral retroperitoneal lymph node dissection always necessary for postchemotherapy residual tumor? Cancer 110:1235-1240, 2007
2)Sheinfeld J and Bosl GJ:Retroperitoneal lymph node dissection. Campbell-Walsh Urology, WB Saunders, Philadelphia, pp873-880, 2011
3)Klein EA:Open technique for nerve-sparing retroperitoneal lymphadenectomy. Urology 55:132-135, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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