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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科67巻11号

2013年10月発行

小さな工夫

トイレ用擬音装置を使用した尿流測定検査

著者: 甲斐文丈1 海野智之1

所属機関: 1富士宮市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.912 - P.912

文献概要

 泌尿器外来では日常的に尿流測定を行う。その際に,近くの上水道の蛇口を開放し,患者に流水音を聞かせながら検査を施行している施設は多い。その理由は,①排泄音を隠すため(特に女性では羞恥を感じる割合が高い1)),②流水音を聞くと精神的緊張が緩み排尿しやすくなるという経験知,によるものと推測される。しかしながらこの行為には,いくつかの欠点がある。

参考文献

1)岩宮眞一郎,植田美和子:トイレ用擬音装置に対する意識調査.騒音制御34:418-422,2010
2)中尾泰子:トイレ用擬音装置.建築設備と配管工事29:128-130,1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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