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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科67巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科診療ベストNAVI Ⅱ 疾患・病態の診療 2 尿路・性器の損傷 膀胱・尿道損傷

041 膀胱損傷

著者: 加藤晴朗1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.123 - P.125

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1 概念・病因

 膀胱損傷も比較的稀ではあるが,多発腹部外傷などの重症例に伴う症例に遭遇することもあり,受傷早期の診断や対処方法を確実に把握し,実施できることが泌尿器科専門医としての責務である。膀胱損傷は損傷の部位診断(腹膜外か腹膜内か),および部位による対処法を理解しておくことが重要である。また病的膀胱に発症する自然破裂は,基礎疾患の対応が重要である。

参考文献

1)Corriere JN:Bladder rupture from external trauma:diagnosis and management. Urol Clin North Am 33:67-71, 2006
2)Hochberg E and Stone NN:Bladder rupture associated with pelvic fracture due to blunt trauma. Urology 41:531-533, 1993
3)Morey AF and Rozanski TA:Bladden nijurx. In:Campbell-Walsh Urology, 9th ed. edited by Kavoussi LR, Novick AC, Partin AW, et al. Saunders, Philadelphia, pp2655-2658, 2006
4)Cass AS:False negative retrograde cystography with bladder rupture owing to external trauma. J Trauma 24:168-169, 1984
5)Chan DP:CT cystography with multiplanar reformation for suspected bladder rupture:experience in 234 cases. AJR Am J Roentgenol 187:1296-1302

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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