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特集 泌尿器科診療ベストNAVI Ⅱ 疾患・病態の診療 4 尿路・性器の感染症 性感染症
067 尖圭コンジローマ
著者: 安田満1
所属機関: 1岐阜大学医学部附属病院泌尿器科
ページ範囲:P.200 - P.201
文献購入ページに移動尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス(human papillomavirus:HPV)による感染症である。主に発癌の低リスク型であるHPV 6型あるいはHPV 11型の感染によって発症するが,高リスク型であるHPV 16型やHPV 18型を含むほかの型が分離されることもある。
性行為によりHPVに感染した部位との接触によって感染する。接触した粘膜や皮膚の微少な傷よりHPVが侵入し,基底細胞などに感染する。感染後3週間~8か月間,平均2.8か月で視診可能な程度まで増殖する。
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