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特集 泌尿器科診療ベストNAVI
Ⅱ 疾患・病態の診療 6 尿路結石および結石関連疾患 上部尿路結石
文献概要
1 診療の概要
結石の存在部位により,腎実質内結石(R1),腎盂腎杯結石(R2),腎盂尿管移行部結石(R3)に分けられる(図1)。
症状で最も多いのは疼痛である。典型例では悪心・嘔吐,冷感などを伴う疝痛発作(腎疝痛)を呈する。血尿は一般的に顕微鏡的血尿である。感染を合併すると腎盂腎炎による発熱や腰背部痛がみられる。ただし,無症状で検診や人間ドックなどで偶然発見される腎結石も少なくない。
結石の存在部位により,腎実質内結石(R1),腎盂腎杯結石(R2),腎盂尿管移行部結石(R3)に分けられる(図1)。
症状で最も多いのは疼痛である。典型例では悪心・嘔吐,冷感などを伴う疝痛発作(腎疝痛)を呈する。血尿は一般的に顕微鏡的血尿である。感染を合併すると腎盂腎炎による発熱や腰背部痛がみられる。ただし,無症状で検診や人間ドックなどで偶然発見される腎結石も少なくない。
参考文献
1)日本泌尿器科学会,日本Endourology・ESWL学会,日本尿路結石症学会 編:尿路結石症診療ガイドライン.金原出版,東京,pp26-50,2002
2)Turk C, Knoll T, Petrik A, et al:http://www.uroweb.org/gls/pdf/20_Urolithiasis_LR%20March%2013%202012.pdf
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