文献詳細
病院めぐり
文献概要
王子総合病院は。1910(明治43)年に北海道苫小牧村に王子製紙の厚生施設として設立された北海道内では4番目に古い病院です。開院当初の病床数は28床,診療科目は内科,外科,眼科,伝染病科の4科で,3名の医師が常勤する北海道内でも数少ない近代的医療施設でした。
当時,当院は企業立病院でしたので,主として王子製紙職員の治療に当たっていました。しかし,実際には医療に恵まれていなかった一般住民にもその門戸は開かれており,苫小牧地区全体の医療を支えていました。開院100年を超えた現在,当院は標榜20科,440床,常勤医師70名の北海道東胆振,日高地方の医療を担う基幹病院として,また地域がん診療連携拠点病院として活躍しています。
当時,当院は企業立病院でしたので,主として王子製紙職員の治療に当たっていました。しかし,実際には医療に恵まれていなかった一般住民にもその門戸は開かれており,苫小牧地区全体の医療を支えていました。開院100年を超えた現在,当院は標榜20科,440床,常勤医師70名の北海道東胆振,日高地方の医療を担う基幹病院として,また地域がん診療連携拠点病院として活躍しています。
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