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雑誌目次

雑誌文献

臨床泌尿器科67巻8号

2013年07月発行

雑誌目次

知っていると役立つ泌尿器病理・16

症例:70歳,男性

著者: 福永真治

ページ範囲:P.555 - P.558

症例:70歳,男性

 数か月に及ぶ血尿を主訴に泌尿器科を受診。CTなどの画像にて,右腎盂の約2.5cm大の境界明瞭な充実性腫瘍を認めた。右腎臓摘出術が施行された。図1,2にその代表的な病理組織像を示す。

 1.診断名は何か。

綜説

良性腎病変の画像的特徴:良性腎病変と腎細胞癌の鑑別について

著者: 釜井隆男 ,   増田聡雅

ページ範囲:P.563 - P.575

要旨 近年,超音波やCTの普及に伴い,人間ドックや他疾患の画像検査により,偶然発見される小径腎病変が増加しており,画像診断の重要性が認識されている。また腎細胞癌に対して,分子標的治療,凍結療法,ラジオ波焼灼療法,active surveillanceが治療の選択肢と成り得るため,画像検査による質的診断の重要性が示唆されており,経皮的針生検による病理診断が,治療方針を決定する際に重要となることがある。腎病変の画像診断については,正確に診断することが困難な病変があり,質的診断の有用性とともに,その限界が明確になりつつある。本稿では,代表的な良性腎病変における画像的な特徴と,腎細胞癌との鑑別について概説する。

書評

「がんサバイバー―医学・心理・社会的アプローチでがん治療を結いなおす」―Kenneth D. Miller 原書編集/勝俣範之 監訳/金 容壱,大山万容 訳 フリーアクセス

著者: 佐藤禮子

ページ範囲:P.576 - P.576

 「がんは個人の世界観を根本的に変えてしまうため,多くの人が人生や人間関係,そして自分自身についての核となる原点を問いなおすようになる」。

 “がんは身の内”,“がん細胞はわが身の一部が変化したもの”,などなど,人はさまざまにがんの正体を表現するが,冒頭の一文は,正に言い得て妙と言いたい。本書で記されるがんの定義として「がんとは人生の長きにわたって経験される複合的なトラウマ的出来事であり,告知や,治療,副作用,再発への恐怖,死への恐怖といった数多くの不快な経験により定義されるものである」という記述も,また胸に響く。本書は,がんの専門家が自らの体験や身近ながんサバイバーとの日常生活から得た生きた知識や知恵をヒントに,それらを科学的に証明して解説したり,あるいは引用文献に基づいて解説したりしている。

「がん化学療法レジメン管理マニュアル」―濱 敏弘 監修/青山 剛,東 加奈子,川上和宜,宮田広樹 編 フリーアクセス

著者: 本山清美

ページ範囲:P.595 - P.595

 がん化学療法を安全に実施していくためには,医療者と患者がチームとなって治療の管理をしていくことが必要である。本書は,がん化学療法に携わる薬剤師により執筆されたものであり,薬学的な視点や介入を重視してまとめられた1冊である。

 冒頭にある監修の序には,「抗がん剤治療のセーフティマネジャーである薬剤師が,処方監査時に確認すべきこと,抗がん剤調製時に注意すべきこと,投与開始時に確認すること,副作用の評価と対策など,抗がん剤治療の安全を担保するために薬剤師の視点からレジメンを解説した書籍である」と書かれてある。その言葉通り,どの章にも薬剤師としての視点が随所に盛り込まれており,簡潔な説明でありながらもその根拠となる部分が記載されているため,知識として持つべき必要性を実感し,納得しながら読むことができる。

「日本近現代医学人名事典【1868-2011】」―泉 孝英 編 フリーアクセス

著者: 猪飼周平

ページ範囲:P.602 - P.602

 本書は,呼吸器内科を専門とする医学者が14年にわたり,明治期以降日本の近代医学・医療の発展に貢献した3,762名(物故者)の履歴を調べあげた成果である。評者のように,明治期以降の医業関係誌を参照する機会の多い者にとっては,このように便利かつ確度の高いレファレンスが完成したことは,大変喜ばしいことであり,そのありがたみは今後随所で感じられることになるであろう。編者の長年のご苦労に感謝したい。

 とはいえ,本書を単に事典として理解するとすれば書評の対象とする必要はないかもしれない。そこで,以下では本書を約800ページの読物と解してその意義を考えてみたい。

手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・5

生体腎移植における単孔式腹腔鏡下ドナー腎摘術

著者: 土谷順彦 ,   羽渕友則

ページ範囲:P.579 - P.587

要旨 単孔式腹腔鏡手術(LESS)はその低侵襲性と整容性が注目されており,生体腎移植におけるドナー腎摘術に適用することは大きなメリットがある。本稿では,特殊な機器や手技をできるだけ使用せず,従来の腹腔鏡手術からの移行が容易な単孔式腹腔鏡下ドナー腎摘術(LESSDN)を紹介する。

生体腎移植による腹腔鏡下ドナー腎摘除術―後腹膜鏡下ハンドアシスト法

著者: 杉元幹史

ページ範囲:P.589 - P.594

要旨 われわれの施設では,ドナー腎摘除術を後腹膜鏡下ハンドアシスト法で行っている。この方法の利点は,腎上極の剝離の際に腎の愛護的な圧排が可能であること,また腎血管処理の際に血管の角度を自由に調整できること,血管処理後に非常にすみやかに腎を創外に摘出できることなどである。現在まで大きな合併症もなく,摘出腎グラフトのアウトカムも良好であり,後腹膜鏡下ハンドアシストドナー腎摘除術は確立された安全な術式といえる。

腹腔鏡下移植用腎採取術(後腹膜アプローチ)

著者: 乾政志 ,   田邉一成

ページ範囲:P.597 - P.601

要旨 腎移植ドナーに対する腎採取術は,低侵襲である腹腔鏡下手術が施行されるケースが大半となっている。生体腎移植の大前提となる重要なステップであり,ドナーに対しては安全性を,レシピエントに対しては良好な腎機能を担保する必要があり,本手術で要求されるレベルは,単なる腎摘出と比較すると格段に高い。本稿では,当科で行っている後腹膜アプローチによるドナー腎採取術について解説する。

症例

亀頭包皮剝離術後に発症した小児尖圭コンジローマの4例

著者: 窪田裕樹 ,   成山泰道 ,   廣瀬真仁 ,   福田勝洋 ,   山田泰之

ページ範囲:P.607 - P.610

症例は2歳から9歳までの男児4例。主訴はいずれも亀頭部腫瘤。当科受診時に,外尿道口部または冠状溝に乳頭状の腫瘤を認めた。4例とも亀頭包皮炎を経験し,近医にて亀頭包皮剝離術を受けていた。家族内発生や性的虐待の形跡がないことから,近医受診時の医原性感染の可能性が示唆された。ヒトパピローマウイルスの遺伝子型の同定は,補助診断ではあるが感染源の推定に有用と思われた。

尿管皮膚瘻周囲に発生した二次性乳房外Paget病

著者: 酒谷徹 ,   松井喜之 ,   大久保和俊 ,   神波大己 ,   吉村耕治 ,   小川修

ページ範囲:P.611 - P.615

84歳男性。BCG膀胱注入療法後に前立腺部尿道にCIS再発を認め,膀胱全摘除術と両側尿管皮膚瘻造設術を施行された。その後,右皮膚瘻周囲に難治性皮膚炎を認めたため皮膚生検を施行した結果,異型細胞の表皮内増殖を認め,免疫染色にてGCDFP-15陰性,CK7陽性,CK20陽性であった。加えて右尿管洗浄尿の尿細胞診が陽性を認めたため,右上部尿路CISの再発に伴う二次性乳房外Paget病と診断した。

画像診断

画像診断による発見が困難であった後腹膜脂肪肉腫

著者: 福井直隆 ,   河野友亮 ,   小川一栄

ページ範囲:P.618 - P.622

 患 者 65歳,女性。

 主 訴 右下腹部痛。

 既往歴 尿路結石症。

 現病歴 2011年8月に右下腹部痛が出現し,CT検査を施行したが疼痛の原因と考えられる結石は認められず,経過観察の方針となった。しかし,その後過去のCT画像と比較検討した結果で,左後腹膜腔に増大傾向を認める脂肪濃度の腫瘤性病変が疑われたため,患者に受診を促し,MRIを撮影した。

多発性肺転移にて発見され内分泌療法が奏効した前立腺癌

著者: 加藤秀一 ,   柴森康介 ,   武居史泰

ページ範囲:P.624 - P.626

 患 者 69歳,男性。

 主 訴 胸部異常陰影(胸部X線撮影),血清PSA高値。

 家族歴 特記すべきことなし。

 既往歴 特記すべきことなし。これまでの健診でも胸部X線で異常を指摘されたことはなく,PSA検査を施行されたことはなかった。

 現病歴 2012年11月,定期健診で施行した胸部X線で胸部異常陰影を指摘されたため,当院内科を受診。胸部X線で両肺野に多発性結節陰影を認めた(図1)。血清PSA 741.8ng/mlと異常高値であったため,前立腺癌,多発肺転移の疑いで当科を紹介受診された。

学会印象記

「第28回欧州泌尿器科学会会議」印象記

著者: 中井川昇

ページ範囲:P.628 - P.629

 第28回欧州泌尿器科学会会議(28th Annual EAU Congress)が2013年3月15日~19日の5日間,イタリアのミラノで開催されました。

 みなさんご存知の通り,ミラノはイタリア北部に位置し,イタリアでは首都ローマに次ぐ第2の都市で,商業,工業,金融の中心です。女性にとってはファッションとショッピングの街,というイメージが強いのではないかと思いますが,ヨーロッパの歴史を語るうえでも重要な役割を果たしてきた都市でもあります。ローマ帝国の崩壊後の混乱したヨーロッパの中で,ミラノを首都としたミラノ公国はさまざまな国と同盟を結びながら,生き残ろうとしましたが,時に戦場となったり,他国に征服されたりと,非常に複雑な経過をたどってきました。少し話がずれますが,マキャヴェッリの君主論でも新しい君主像のモデルとして登場したチェーザレ・ボルジアを主人公にしたコミックが最近話題を呼んでいて私も愛読していますが,イタリアの歴史,特にルネサンスの時代に興味のある方にはお薦めです。また,あのレオナルド・ダヴィンチが名作「最後の晩餐」を描き上げたのもこのミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。ただ,この絵を見るためには前もって予約が必要で,演題採択のメールが学会から届いたその日に私もインターネットで予約を取ろうとしましたが,学会期間中の観覧の枠はすでにすべて埋まっていて今回は残念ながら見ることができませんでした。

「第101回日本泌尿器科学会総会」学会印象記

著者: 金光泉

ページ範囲:P.630 - P.631

 2013年4月25日~28日の4日間,札幌市内4つの会場で第101回日本泌尿器科学会総会が開催されました。会長は北海道大学の野々村克也教授で,学会の新たな100年の第一歩となる総会であり,テーマは“Looking to the future standing on the shoulders of the century”と題され,魅力あるプログラムが数多く企画されました。

 4月に大学に戻って早々,学会印象記執筆のお話をいただきました。幸い3日間参加できることになり,よい機会と考え普段あまり参加しないプログラムにも積極的に参加することにしました。

「第101回日本泌尿器科学会総会」印象記

著者: 高橋則雄

ページ範囲:P.632 - P.634

 第101回日本泌尿器科学会総会は,2013年4月25日~28日までの4日間,札幌市にて開催されました。会長は北海道大学の野々村克也教授で,そのメインテーマは“Looking to the future standing on the shoulders of the century”であり,新たな100年の第一歩となる記念すべき学会でした。私自身は,25日~27日までの3日間参加することができましたので,その中で印象に残ったことなどをいくつかご紹介したいと思います。

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欧文目次 フリーアクセス

ページ範囲:P.561 - P.561

次号予告 フリーアクセス

ページ範囲:P.635 - P.635

投稿規定 フリーアクセス

ページ範囲:P.638 - P.638

著作権譲渡同意書 フリーアクセス

ページ範囲:P.639 - P.639

編集後記 フリーアクセス

著者: 藤岡知昭

ページ範囲:P.640 - P.640

 だいぶ以前になりますが,私どもはロサンゼルスのUCLAに留学しておりましたので,何度かサンディエゴを訪れたことがあります。サンディエゴでは動物園の空中ケーブル,シーワールドのシャチの曲芸,そして東方郊外に広がる砂漠に咲くサボテンの鮮やかな花々が魅力的な思い出として残っております。この懐かしい思い出に掻き立てられまして,AUAが開催されましたサンディエゴに数年ぶりに夫婦で旅行しました。

 AUAの際には,例年UCLA泌尿器科の同窓会(?)が開催され,多くの同窓生が世界中から集合するわけですが,今年は,泌尿器科部長を引退されました恩師deKernion教授の長期の業績に対するお祝いと感謝の会ということでしたので,なんとしても不祥の弟子の1人として小生も参加しなければと思った次第です。

基本情報

臨床泌尿器科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1332

印刷版ISSN 0385-2393

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