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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科67巻8号

2013年07月発行

手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・5

腹腔鏡下移植用腎採取術(後腹膜アプローチ)

著者: 乾政志1 田邉一成1

所属機関: 1東京女子医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.597 - P.601

文献概要

要旨 腎移植ドナーに対する腎採取術は,低侵襲である腹腔鏡下手術が施行されるケースが大半となっている。生体腎移植の大前提となる重要なステップであり,ドナーに対しては安全性を,レシピエントに対しては良好な腎機能を担保する必要があり,本手術で要求されるレベルは,単なる腎摘出と比較すると格段に高い。本稿では,当科で行っている後腹膜アプローチによるドナー腎採取術について解説する。

参考文献

1)高橋公太 編:腎移植のすべて.メジカルビュー社,東京,2009
2)日本移植学会倫理指針:http://www.asas.or.jp/jst/pdf/info_20120920.pdf
3)The Consensus Statement of the Amsterdam Forum on the Care of the Live Kidney Donor. Transplantation 78:491, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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