文献詳細
手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・8
文献概要
要旨 腎盂尿管移行部狭窄の手術療法として低侵襲な腹腔鏡下腎盂形成術が標準術式となってきた。アプローチとしては,操作腔が広く,交差血管がある場合にも対応ができる経腹膜アプローチが有用である。術式としては交差血管をはじめさまざまな状況に対応が可能なdismembered pyeloplastyにより腎盂形成術を行う。合併症として腎結石を認める場合は腎盂を離断した後,鉗子,あるいは軟性膀胱鏡や軟性尿管鏡を用いて結石を摘出する。
掲載誌情報