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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻12号

2014年11月発行

特集 泌尿器科医のためのクリニカル・パール(2)

女性泌尿器科疾患のクリニカル・パール

著者: 野村昌良1

所属機関: 1亀田メディカルセンター・ウロギネコロジーセンター

ページ範囲:P.930 - P.934

文献概要

要旨 女性泌尿器科疾患は一部,婦人科疾患とオーバーラップする領域である。したがって通常の泌尿器科疾患とは異なる独特の診断を行わなければならないことがある。女性泌尿器科領域において主な疾患である骨盤臓器脱などは膀胱の下垂により蓄尿および排尿障害を伴うことが多いので,骨盤臓器脱患者は一般泌尿器科医に受診することも少なくない。一般泌尿器科医も女性泌尿器科診療の知識を増やし,適切な診断を行うことにより,女性泌尿器科疾患に悩む患者の生活の質の向上に努めることが重要である。

参考文献

1)Samuelsson EC, Victor FT, Tibblin G, et al:Signs of genital prolapse in a Swedish population of women 20 to 59 years of age and possible related factors. Am J Obstet Gynecol 180:299-305, 1999
2)Wu JM, Matthews CA, Conover MM, et al:Lifetime risk of stress urinary incontinence or pelvic organ prolapse surgery. Obstet Gynecol 123:1201-1206, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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