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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻2号

2014年02月発行

文献概要

交見室

下部尿路症状と超音波による膀胱血流の評価

著者: 水関清1

所属機関: 1社会医療法人函館渡辺病院

ページ範囲:P.174 - P.175

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 高齢化社会の進展とともに,排尿障害にまつわる訴えは,増加の一途をたどっている。総合診療外来の場においてもその傾向は明らかで,その適切な鑑別診断と泌尿器科医との連携は,プライマリー・ケアの重要な任務の1つである。

 中でも,下部尿路症状(lower urinary tract symptom:LUTS)は遭遇する頻度の高い症候である。排尿筋収縮不全(IC)・排尿筋過活動(DO)・下部尿路閉塞(BOO)などの要因からなるLUTSに対する,総合診療医の立場での診断支援ツールとして有用なのは,国際前立腺症状スコア(IPSS)や過活動膀胱症状質問票(OABSS)などの問診票の活用と,経腹壁的超音波断層法である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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