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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻6号

2014年05月発行

特集 腎・尿管結石の治療―こんなときどう対処する?(1)

Ⅰ.体外衝撃波砕石術(ESWL) ≪術前≫

ESWLの適応を検討している症例。患者はワルファリンを服用中であり,出血が気になる。ESWLを行うべきか判断に迷っている。

著者: 山口聡1

所属機関: 1北彩都病院泌尿器科・尿路結石センター

ページ範囲:P.399 - P.401

文献概要

Point

●原則として,抗血栓療法中の患者には,ESWLを第一選択にすべきでなく,経尿道的尿管砕石術(TUL)が薦められる。

●ESWLを選択せざるを得ない場合は,抗血栓薬の厳格な事前調整が必要である。

参考文献

1)日本泌尿器科学会,日本泌尿器内視鏡学会,日本尿路結石症学会編:尿路結石症診療ガイドライン(第2版).金原出版,東京,p62,p70,2013
2)Alsaikhan B and Andonian S:Shock wave lithotripsy in patients requiring anticoagulation or antiplatelet agents. Can Urol Assoc J 5:53-57, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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