文献詳細
特集 腎・尿管結石の治療―こんなときどう対処する?(1)
Ⅰ.体外衝撃波砕石術(ESWL) ≪術前≫
ESWLの適応を検討している症例。患者はワルファリンを服用中であり,出血が気になる。ESWLを行うべきか判断に迷っている。
著者: 山口聡1
所属機関: 1北彩都病院泌尿器科・尿路結石センター
ページ範囲:P.399 - P.401
文献概要
●原則として,抗血栓療法中の患者には,ESWLを第一選択にすべきでなく,経尿道的尿管砕石術(TUL)が薦められる。
●ESWLを選択せざるを得ない場合は,抗血栓薬の厳格な事前調整が必要である。
参考文献
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