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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻7号

2014年06月発行

文献概要

特集 腎・尿管結石の治療―こんなときどう対処する?(2) Ⅲ.経尿道的尿管砕石術(TUL) ≪術中≫

Ⅲ-7 TULを施行中の症例。途中で誤って尿管を損傷してしまった。そのためガイドワイヤーが腎盂へ入らない。

著者: 岡田真介1 皆川真吾1 森川弘史2

所属機関: 1板橋中央総合病院泌尿器科 2行徳総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.482 - P.484

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Point

●尿管損傷はTULにおける,最も避けるべき合併症の1つである。

●尿管損傷が認められた際は盲目的な操作は避け,必ず直視下での観察を行う。

●TUL時の尿管損傷を回避するには,適切で慎重な尿管鏡操作が必要である。

参考文献

1)Turk C, Knoll T, Petrik A, et al:EAU Guidelines on Urolithiasis. p34, 2013
2)Matlaga BR and Lingeman JE:Surgical management of upper urinary tract calculi. In:Cambell-Walsh Urology, 10th ed. edited by Wein AJ, Kavoussi LR, Novick AC, et al. Elesevier Philadelphia, pp1406-1407, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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