文献詳細
文献概要
特集 副腎腫瘍を再考する―診断と最新の低侵襲治療
企画にあたって
著者: 宮川康1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(泌尿器科)
ページ範囲:P.547 - P.547
文献購入ページに移動一方,診断に関しては,各種内分泌検査,精度の高い画像およびIVR技術の進歩により,多くのケースで容易となっているが,それでも,複雑な病態を呈し,機能性か非機能性か,あるいは悪性か良性かの鑑別,さらに局在診断に窮するケースも少なくない。診断については,内科医,放射線科医,病理医の協力が不可欠であることは論をまたないが,泌尿器科医としても,病態ならびに診断プロセスの深い理解なくして適切な治療を語れないのも事実である。
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