icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻9号

2014年08月発行

文献概要

特集 泌尿器科で起きる患者の急変―なにを考え,どのように対応するか! Ⅴ.癌薬物療法時に起きる急変

抗癌化学療法剤・分子標的薬投与後に,患者の血圧が急に低下した。

著者: 本郷文弥1 三木恒治1

所属機関: 1京都府立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.688 - P.690

文献購入ページに移動
Point

●血圧の急激な低下は緊急性を要するものが多く,ベッドサイドでの即時の対応が求められる。

●抗癌化学療法や分子標的薬投与後に生じるものとしてはアナフィラキシーショックや敗血症性ショックに注意が必要である。

●ショックと診断されれば直ちに救命処置を行う。

参考文献

1)相川直樹:ショック.In:標準救急医学第3版(日本救急医学会監修).医学書院,東京,pp183-199,2001
2)Hollenberg SM and Parrillo JE:Pharmacological circuratory support. In:Surgical Intensive Care. edited by Barie PS and Shires GT. Little Brown, Boston, pp417-451, 1993
3)ファイザー株式会社:トーリセル適正使用ガイド 第1版,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら