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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科68巻9号

2014年08月発行

特集 泌尿器科で起きる患者の急変―なにを考え,どのように対応するか!

Ⅴ.癌薬物療法時に起きる急変

抗癌化学療法剤・分子標的薬投与後に,患者が急に呼吸困難を訴えた。

著者: 中井川昇1

所属機関: 1横浜市立大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.692 - P.694

文献概要

Point

●投与前に使用する薬剤の特徴を十分に理解したうえで患者の全身状態を評価しておくこと

●投与前に患者に副作用について十分な説明をしておくこと

●ていねいな問診も含めたモニタリングによる早期発見

●迅速な診断と他科との連携

参考文献

1)日本呼吸器学会薬剤性肺障害の診断・治療の手引き作成委員会編:薬剤性肺障害の診断・治療の手引き.メディカルレビュー社,東京,2012
2)2010年度合同研究班報告急性心不全治療ガイドライン(2011年改訂版).www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf
3)2008年合同研究班報告 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2009年改訂版).www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf
4)McKendrick JJ, Theaker J and Mead GM:Nonseminomatous germ cell tumor with very high serum human chorionic gonadotropin. Cancer 67:684-689, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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