文献詳細
増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える!
1.尿路・性器の感染症 《腎周囲感染症と周辺疾患》
5.腎膿瘍—発熱および腰痛を訴えている患者です。
著者: 桧山佳樹12 髙橋聡2
所属機関: 1札幌医科大学医学部泌尿器科学講座 2NTT東日本札幌病院泌尿器科
ページ範囲:P.28 - P.31
文献概要
●腎膿瘍は,腎実質に膿瘍を形成した状態であり,血行性と上行性(尿路由来)感染のいずれかによる重症感染症である。
●初期治療としては,血行性ではグラム陽性球菌を想定し,上行性であれば
●常に膿瘍ドレナージの必要性を検討し,ドレナージの適応を考慮しながら,(結果としてover-treatmentであったとしても)積極的なドレナージ施行をためらわない。
参考文献
掲載誌情報