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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科69巻4号

2015年04月発行

増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える!

1.尿路・性器の感染症 《性感染症》

19.淋菌性尿道炎—膿性の尿道分泌物を訴えている患者です。

著者: 富田祐司1 近藤幸尋2

所属機関: 1日本医科大学武蔵小杉病院泌尿器科 2日本医科大学付属病院病院泌尿器科

ページ範囲:P.78 - P.81

文献概要

Point

●問診・所見・尿道分泌物のグラム染色などで淋菌性尿道炎と診断できれば,初診時に治療を開始する。

●治療には単回投与の注射剤(表1)を用いる。

●初診時に行った核酸増幅法検査でクラミジアの混合感染を確認できれば,クラミジアの治療も行う。

参考文献

1)遠藤勝久,小野寺昭一,清田 浩,他:男子淋菌性尿道炎由来淋菌の各種抗菌薬に対する感受性 2006〜2010年分離株の比較.日化療会誌59:308-312,2011
2)松本哲朗,野口靖之,田中正利,他:淋菌感染症.性感染症診断・治療ガイドライン2011.日性感染症会誌22:52-59,2011
3)山元博貴,雑賀 威,保科眞二:菌感染症におけるセフトリアキソン(CTRX)耐性の1例.日性感染症会誌21:98-102,2010
4)鳥居 毅:淋菌性尿道炎に対するアジスロマイシンSR 2g単回経口投与の臨床的評価.臨泌68:519-522,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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