icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科69巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える! 4.尿路結石症

42.膀胱結石—排尿痛が陰茎にまで及ぶと訴えている患者です。

著者: 井口太郎1 仲谷達也1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学教室

ページ範囲:P.167 - P.169

文献購入ページに移動
Point

●膀胱結石の多くは続発性膀胱結石で,原因疾患の治療も必要である。

●10mm以上の結石は内視鏡的治療が第一選択であるが,大きな結石では開腹手術を考慮してもよい。

●間欠的自己導尿では尿道カテーテル留置よりも結石のリスクは大幅に少なくなる。

参考文献

1)Yasui T, Iguchi M, Suzuki S, et al:Prevalence and epidemiological characteristics of urolithiasis in Japan:national trends between 1965 and 2005. Urology 71:209-213, 2008
2)Schwartz BF and Stoller ML:The vesical calculus. The Urologic clinics of North America 27:333-346, 2000
3)Ord J, Lunn D, Reynard J, et al:Bladder management and risk of bladder stone formation in spinal cord injured patients. J Urol 170:1734-1737, 2003
4)細見昌弘,前田 修,松宮清美,他:感染結石に対するSolution G腎盂内灌流による結石溶解療法.泌尿紀要34:1145-1150,1998
5)Jepson R, Craig J and Williams G:Cranberry products and prevention of urinary tract infections. JAMA 310:1395-1396, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら