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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科69巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える! 5.腫瘍外来(外来化学療法)

47.膀胱腫瘍—リンパ節の腫脹があり,術前化学療法を予定している患者です。

著者: 柑本康夫1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科学

ページ範囲:P.185 - P.188

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Point

●化学療法で著明な効果が得られた場合は,膀胱全摘除術により予後改善が期待できる。

●Cisplatinを含むレジメン(GC療法,MVAC療法など)が第一選択である。

●Cisplatin‘unfit’症例に対するレジメンは確立されていない。

参考文献

1)NCCN clinical practice guidelines in oncology, Bladder cancer, version 2.2014. National Comprehensive Cancer Network, http://www.nccn.org/professionals/physician_gls/pdf/bladder.pdf
2)Witjes JA, Comperat E, Cowan NC, et al:Guidelines on muscle-invasive and metastatic bladder cancer. European Association of Urology 2014, http://www.uroweb.org/gls/pdf/07%20Muscle%20Invasive%20BC_LR%20LV2%20May%2014th.pdf
3)日本泌尿器科学会(編):膀胱癌診療ガイドライン2009年版.医学図書出版,東京,2009
4)Herr HW, Donat SM and Bajorin DF:Post-chemotherapy surgery in patients with unresectable or regionally metastatic bladder cancer. J Urol 165:811-814, 2001
5)Meijer RP, Mertens LS, van Rhijn BW, et al:Induction chemotherapy followed by surgery in node positive bladder cancer. Urology 83:134-139, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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