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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科69巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える! 8.腎不全

67.慢性腎不全(慢性腎臓病)—過去に蛋白尿を指摘されたことがあるという患者です。

著者: ヒース雪1 小松康宏1

所属機関: 1聖路加国際病院腎臓内科

ページ範囲:P.261 - P.265

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Point

●慢性腎臓病は罹患率の高さから,腎臓内科専門医に限らず広く非専門医による早期発見・介入が最重要。

●蛋白尿指摘患者は体調を整えて再度蛋白尿をチェック。

●3か月以上にわたり2回以上,蛋白尿が1+以上であれば慢性腎臓病と診断。

●上記の場合は,糸球体高血圧の解除を目的にレニン・アンギオテンシン阻害薬を中心とした十分な降圧が必須。

参考文献

1)National Kidney Foundation:K/DOQI clinical practice guidelines for chronic kidney disease:evaluation, classification, and stratification. Am J Kidney Dis 39(2 Suppl 1):S1-266, 2002
2)日本腎臓学会(編):エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013.東京医学社,東京,2013
3)Bakris GL, Williams M, Dworkin L, et al:Preserving renal function in adults with hypertension and diabetes:a consensus approach. National Kidney Foundation Hypertension and Diabetes Executive Committees Working Group. Am J Kidney Dis 36:646-661, 2000
4)Lazarus JM, Bourgoignie JJ, Buckalew VM, et al:Achievement and safety of a low BP goal in chronic renal disease. The modification of Diet in Renal Disease Study Group. Hypertension 29:641-650 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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