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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科69巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える! 10.腎性高血圧・腎血管性病変

75.腎動脈瘤—健診で腎動脈瘤を指摘された患者です。

著者: 篠田和伸1 大家基嗣1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.295 - P.297

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Point

●治療適応に関しては,従来は2cm以上で完全石灰化されていないものとされてきたが,治療適応はサイズによらないということに留意する。

●当該施設で慣れている方法で治療を行うべきである。一定の確率でmorbidityは発生するので,治療に慣れていなければ症例数の多い病院へ紹介すべきである。

参考文献

1)Novick, AC and Fergany A:Renovascular hypertension and ischemic nephropathy. In:Campbell-Walsh Urology 9th ed. edited by Kavoussi LR, et al. Saunders, Philadelphia, pp1187-1189, 2007
2)Henke PK, Cardneau JD, Welling III TH, et al:Renal artery aneurysms a 35-year clinical experience with 252 aneurysms in 168 patients. Ann Surg 234:454-463, 2001
3)戸邉武蔵,伊藤敬一,梅田 俊,他:コイルを用いた塞栓術により治療しえた広頸の腎動脈瘤.臨泌63:817-821,2009
にて切除可能であった腎動脈瘤の1例.腎移植・血管外科11:50-54,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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