文献詳細
特集 決定版! 過活動膀胱─All about OAB
〈診断〉
文献概要
ポイント
・OABは尿意切迫感を必須とした症状症候群である.
・その診断,評価のためにはまず,問診,病歴聴取,検尿,残尿検査などの基本評価を行い,感染症や悪性腫瘍など他疾患を除外したうえで治療を進めていく.
・難治性OABの場合には,適宜膀胱鏡検査や尿流動態検査など種々の追加検査を行い,ほかの要因についても探索していく必要がある.
・OABは尿意切迫感を必須とした症状症候群である.
・その診断,評価のためにはまず,問診,病歴聴取,検尿,残尿検査などの基本評価を行い,感染症や悪性腫瘍など他疾患を除外したうえで治療を進めていく.
・難治性OABの場合には,適宜膀胱鏡検査や尿流動態検査など種々の追加検査を行い,ほかの要因についても探索していく必要がある.
参考文献
1) 日本排尿機能学会 過活動膀胱診療ガイドライン作成委員会(編) : 過活動膀胱診療ガイドライン 第2版. リッチヒルメディカル, 東京, 2015
2) Homma Y, Yoshida M, Seki N, et al : Symptom assessment tool for overactive bladder syndrome-overactive bladder symptom score. Urology 68 : 318─323, 2006
3) 日本泌尿器科学会(編) : 前立腺肥大症診療ガイドライン. リッチヒルメディカル, 東京, 2011
4) Homma Y, Yoshida M, Yamanishi T, et al : Core Lower Urinary Tract Symptom score(CLSS)questionnaire : a reliable tool in the overall assessment of lower urinary tract symptoms. Int J Urol 15 : 816─820, 2008
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