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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科70巻4号

2016年04月発行

増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド

5 先天性および小児泌尿器科

夜尿症

著者: 丸山哲史1 西尾英紀2 林祐太郎2

所属機関: 1名古屋市立東部医療センター第一泌尿器科 2名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野

ページ範囲:P.105 - P.107

文献概要

疾患の概要

 夜尿とは「夜間に起こる非覚醒下での間欠的尿失禁」で,膀胱消化管機能不全(bladder bowel dysfunction : BBD)の一部を占める症候群と理解されている.このうち,夜間睡眠中の尿失禁を単一症候性夜尿(monosymptomatic nocturnal enuresis : MNE)とし,昼間の頻尿,尿意切迫感などの下部尿路症状(lower urinary tract symptoms : LUTS)を伴う場合を,非単一症候性夜尿(non monosymptomatic nocturnal enuresis : NMNE)と称する.さらに,生来持続している場合を一次性夜尿,6か月以上自立したのちにみられる夜尿を二次性夜尿とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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