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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科70巻4号

2016年04月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド 11 併存疾患 消化器系

腸炎・下痢

著者: 水城啓1

所属機関: 1けいゆう病院消化器内科

ページ範囲:P.326 - P.329

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疾患の概要

 本邦での感染性腸炎の原因の80%以上はウイルス性である.感染性腸炎における便培養陽性例は1.5〜5.6%とされており,病歴と臨床所見より重症度,特に脱水の状態を評価し,いつ原因と考えられる病原体を検索するかが重要である.

 便潜血および便中白血球の存在から細菌性下痢が考えられる.便中白血球はハイリスク群において便培養に続き検査を行うが,入院患者においては有用ではなくClostridium difficileの検査を行うのがよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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