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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科71巻11号

2017年10月発行

特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント

〈バスキュラーアクセス(VA)作製手技のポイント〉

動脈表在化法─ガイドラインに基づく診療のポイント

著者: 室谷典義1 白鳥享1 杉原裕基1

所属機関: 1JCHO千葉病院腎センター

ページ範囲:P.858 - P.862

文献概要

▶ポイント

・動脈表在化は通常の内シャントが何らかの理由で作製できない症例で選択されるVAである.

・欠点は毎回,表在静脈の穿刺が必要となる点である.

・動脈表在化のメリットは心負荷がないことである.

・心不全を有する高齢者に適したVAである.

参考文献

1) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2015年12月31日現在). 2016http://docs.jsdt.or.jp/overview/
2) 日本透析医学会 : 2011年版 社団法人 日本透析医学会「慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン」. 透析会誌44 : 855─937, 2011
3) 室谷典義 : Vascular accessと血行動態. In : 小坂眞一 (編) : 透析患者の循環器疾患に対する最新治療. pp46─54, 南江堂, 東京, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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