文献詳細
特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント
〈バスキュラーアクセス(VA)作製手技のポイント〉
文献概要
▶ポイント
・カテーテルの留置手技では,エコーや透視を用いた穿刺針,ガイドワイヤーなどの位置確認と安全への配慮が重要である.
・カテーテルには多くの種類があるので,それぞれの患者に必要な機能を考慮した製品の選択が必要である.
・世界に例をみない本邦の超高齢社会では,今後カテーテルが血液透析に果たす役割が拡大すると考えられる.
・カテーテルの留置手技では,エコーや透視を用いた穿刺針,ガイドワイヤーなどの位置確認と安全への配慮が重要である.
・カテーテルには多くの種類があるので,それぞれの患者に必要な機能を考慮した製品の選択が必要である.
・世界に例をみない本邦の超高齢社会では,今後カテーテルが血液透析に果たす役割が拡大すると考えられる.
参考文献
1) Pisoni RL, Zepel L, Port FK, et al : Trends in US Vascular Access Use, Patient Preferences, and Related Practices : An Update From the US DOPPS Practice Monitor With International Comparisons. Am J Kidney Dis 65 : 905─915, 2015
2) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2015年12月31日現在). 2016http://docs.jsdt.or.jp/overview/
3) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2008年12月31日現在). 2009http://docs.jsdt.or.jp/overview/
4) 久木田和丘, 大平整爾, 天野 泉, 他 : 慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン. 透析会誌44 : 855─937, 2011
5) 日本透析医学会 : 慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン. 透析会誌38 : 1491─1551, 2005
6) 内野敬 : バスキュラーアクセス作成─ (4) カテーテル. In : 大平整爾 (監) : バスキュラーアクセス治療学. pp61─67, 中外医学社, 東京, 2013
7) CDC 「CVラインに関するガイドライン」. 2011年版
8) 川西秀樹 : 高齢患者への血管内留置カテーテル法の適応とリスク. 臨透析32 : 927─937, 2016
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