icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科71巻11号

2017年10月発行

文献概要

特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント 〈バスキュラーアクセス(VA)作製手技のポイント〉

PTA(percutaneous transluminal angioplasty)

著者: 佐藤隆1 小野木健詞2 坪井正人3

所属機関: 1名港共立クリニック 2碧海共立クリニック 3安城共立クリニック

ページ範囲:P.873 - P.879

文献購入ページに移動
▶ポイント

・本邦における腎代替療法の97%以上は血液透析であり,バスキュラーアクセスの機能を維持することは重要な問題である.

・PTAはアクセス狭窄に対し低侵襲・比較的簡便な治療法であり,広く普及を遂げている.

・PTA最大の欠点である再狭窄に対して有効な手技・デバイスは未だ存在せず,早急な対応が望まれる.

参考文献

1) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2015年12月31日現在). pp2─27, 2016http://docs.jsdt.or.jp/overview/
2) 日本透析医学会 : 慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン. 透析会誌38 : 1491─1551, 2005
3) 日本透析医学会 : 慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン. 透析会誌44 : 855─937, 2011
4) Koga N, Sato T, Baba T, et al : Angioscopy in transluminal balloon and laser angioplasty in the management of chronic hemodialysis fistulae. ASAIO Trans 35 : 193─196, 1989
5) 佐藤 隆, 古賀伸彦 : 経皮的血管形成術. 日臨49 〔血液浄化療法 (上巻)〕 : 272─278, 1991
6) Ito Y, Sato T, Okada R, et al : Comparison of clinical effectiveness between surgical and endovascular treatment for thrombotic obstruction in hemodialysis access. J Vasc Access 12 : 63─66, 2011
7) Haskal ZJ, Trerotola S, Dolmatch B, et al : Stent graft versus balloon angioplasty for failing dialysis access graft. N Engl J Med 362 : 494─503, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら