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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科71巻11号

2017年10月発行

文献概要

特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント

治療モード・スケジュールの組み立て方

著者: 友雅司1

所属機関: 1大分大学医学部附属臨床医工学センター

ページ範囲:P.896 - P.900

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▶ポイント

・施設透析ではHD,HDFとも週3回(1回4時間),血流量200〜250mL/分が標準である.

・HDではhigh flux membrane dialyzerの使用が多い.

・HDFではオンライン前希釈HDFの施行が多い(平均置換液量40L).

・オンライン前希釈HDFは導入時から選択すべきか検討する.

・I-HDF,AFBFは循環動態の安定に有効である.

・回数増加,治療時間延長は有用性があるが,施設透析では制約がある.

参考文献

1) Goodkin DA, Bragg-Gresham JL, Koenig KG, et al : Association of comorbid conditions and mortality in hemodialysis patients in Europe, Japan, and the United States : the Dialysis Outcomes and Practice Patterns Study (DOPPS). J Am Soc Nephrol 14 : 3270─3277, 2003
2) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2015年12月31日現在). p2, 2016http://docs.jsdt.or.jp/overview/
3) 日本透析医学会 : わが国の慢性透析療法の現況 (2015年12月31日現在). p41, 2016http://docs.jsdt.or.jp/overview/
4) Kimata N, Karaboyas A, Bieber BA, et al : Gender, low Kt/V, and mortality in Japanese hemodialysis patients : opportunities for improvement through modifiable practices. Hemodialysis Int 18 : 596─606, 2014
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6) Masakane I, Kikuchi K and Kawanishi H : Evidence for the Clinical Advantages of Predilution On-Line Hemodiafiltration. Contrib Nephrol 189 : 17─23, 2017
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8) 日本透析医学会 : 維持血液透析ガイドライン : 血液透析処方. 透析会誌46 : 587─632, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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