文献詳細
増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅰ知っておきたい泌尿器科検査の手順のコツ [4]超音波検査
文献概要
ここがポイント
◉触診に引き続き,すぐに行うことができる簡便かつ有用な検査である.7.5HMz程度の高周波数リニア探触子を用いる.患側のみならず対側も検査を行い,左右差を確認する.
◉カラードプラ法やパワードプラ法が鑑別に有用な場合が多く,ルーティンで行うべき検査である.
◉精巣捻転症と精巣垂捻転症,精巣腫瘍と精巣上体炎など,診断を誤ると重篤な事態を招きかねないので,慎重に検査を行う必要がある.
◉触診に引き続き,すぐに行うことができる簡便かつ有用な検査である.7.5HMz程度の高周波数リニア探触子を用いる.患側のみならず対側も検査を行い,左右差を確認する.
◉カラードプラ法やパワードプラ法が鑑別に有用な場合が多く,ルーティンで行うべき検査である.
◉精巣捻転症と精巣垂捻転症,精巣腫瘍と精巣上体炎など,診断を誤ると重篤な事態を招きかねないので,慎重に検査を行う必要がある.
参考文献
1) Dohle GR and Schröder FH : Ultrasonographic assessment of the scrotum. Lancet 356 : 1625─1626, 2000
2) Howlett DC, Marchbank ND and Sallomi DF : Pictorial review. Ultrasound of the testis. Clin Radiol 55 : 595─601, 2000
3) Bahnson RR, Slasky BS, Ernstoff MS, et al : Sonographic characteristics of epidermoid cyst of testicle. Urology 35 : 508─510, 1990
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