文献詳細
増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅰ知っておきたい泌尿器科検査の手順のコツ [5]X線検査
文献概要
ここがポイント
◉上部尿路の病変が疑われているが,IVPで十分な情報が得られない症例,造影剤アレルギーや腎機能障害によりIVPができない患者に対して適応となる.
◉腎盂まで尿管カテーテルを挿入するため,尿の培養検査や細胞診検査で有用な情報を得ることができる.
◉腎盂造影は,2〜3倍に希釈した造影剤を,透視下に空気が混入しないように注入する.均等に腎盂を造影するためには,造影剤の吸引,注入操作を適宜繰り返しながら行う必要がある.
◉上部尿路の病変が疑われているが,IVPで十分な情報が得られない症例,造影剤アレルギーや腎機能障害によりIVPができない患者に対して適応となる.
◉腎盂まで尿管カテーテルを挿入するため,尿の培養検査や細胞診検査で有用な情報を得ることができる.
◉腎盂造影は,2〜3倍に希釈した造影剤を,透視下に空気が混入しないように注入する.均等に腎盂を造影するためには,造影剤の吸引,注入操作を適宜繰り返しながら行う必要がある.
参考文献
1) 高沢亮治, 北山沙知, 辻井俊彦 : 半側臥位での腎瘻造設術. 臨泌68 : 369, 2014
掲載誌情報