文献詳細
増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅱ疾患別:実施すべき検査と典型所見 [4]尿路機能障害・閉塞性疾患
文献概要
ここがポイント
◉神経因性膀胱とは神経疾患を原因とした下部尿路機能障害であり,診断は尿流動態検査(urodynamics study : UDS)に基づいて行われる.
◉排尿機能は,蓄尿機能と排尿機能の2つがあり,下部尿路(膀胱・尿道)の協調作用によって行われており,これらに対する支配神経の異常によって神経因性膀胱が起きる.
◉排尿機能は,神経障害の部位によって特徴的な下部尿路機能障害を示すことが多い.
◉神経因性膀胱とは神経疾患を原因とした下部尿路機能障害であり,診断は尿流動態検査(urodynamics study : UDS)に基づいて行われる.
◉排尿機能は,蓄尿機能と排尿機能の2つがあり,下部尿路(膀胱・尿道)の協調作用によって行われており,これらに対する支配神経の異常によって神経因性膀胱が起きる.
◉排尿機能は,神経障害の部位によって特徴的な下部尿路機能障害を示すことが多い.
参考文献
1) Homma Y, Ando T, Yoshida M, et al : Voiding and incontinence frequencies : variability of diary data and required diary length. Neurourol Urodyn 21 : 204─209, 2002
2) Shergill IS, Arya M, Hamid R, et al : The importance of autonomic dysreflexia to the urologist. BJU Int 93 : 923─926, 2004
掲載誌情報