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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科71巻5号

2017年04月発行

特集 エネルギーデバイスの極意─原理と特性を手術に活かす

超音波凝固切開装置

著者: 木下秀文1 松田公志1

所属機関: 1関西医科大学附属病院腎泌尿器外科

ページ範囲:P.316 - P.320

文献概要

▶ポイント

・超音波凝固切開装置は,ブレードの先端の振動による摩擦熱で組織の凝固変性を生じ,止血や切開を行っている.

・熱の発生は電流に比べ,低温に制御されていて,より安全なシーリングが行える.

・ブレードの振動による合併症には注意すべきである.ブレード先端やブレードの側面に組織が接した場合,振動によりキャビテーションという現象が起こり,組織を損壊させ,予期しない出血が生じることがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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