文献詳細
専門医のための泌尿器科基本手術
文献概要
ポイント
・膀胱全摘除術は,操作手順が多いので,術前のイメージトレーニングが重要である.
・患者の病期診断を把握し,子宮・腟・卵巣を合併摘除する必要があるかどうかを術前に十分に検討しておく.
・尿路変向術の種類により尿道温存,腹膜温存の有無が決まるので,尿路変向術も考慮して手術しなければならない.
・膀胱全摘除術は,操作手順が多いので,術前のイメージトレーニングが重要である.
・患者の病期診断を把握し,子宮・腟・卵巣を合併摘除する必要があるかどうかを術前に十分に検討しておく.
・尿路変向術の種類により尿道温存,腹膜温存の有無が決まるので,尿路変向術も考慮して手術しなければならない.
参考文献
1) Navai N and Colin PN : Transurethral and open surgery for bladder cancer. Campbell-Walsh Urology, 11th ed. p2250, Sunders, Philadelphia, 2016
2) 影山幸雄 : 膀胱尿道全摘除女性. 図解泌尿器科手術 : 解剖を実践に生かす, pp174─198, 医学書院, 東京, 2010
3) 藤元博行 : 手術手技 (2) 膀胱全摘除術 「女性の膀胱全摘除術」. 臨泌63 : 107─116, 2009
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