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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科72巻11号

2018年10月発行

特集 泌尿器科医のためのゲノム腫瘍学入門─時代に取り残されるな

遺伝性腫瘍の遺伝カウンセリング

著者: 鈴木美慧1 新保正貴12 山中美智子1

所属機関: 1聖路加国際病院遺伝診療部 2聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.872 - P.875

文献概要

▶ポイント

・遺伝カウンセリングはクライエントの背景に応じて,遺伝学的情報,将来の選択肢を提示し,その選択を選んだ先の対処法や心理的応答について考える対話のプロセスである.

・遺伝情報を用いた診療が増えつつあるなか,遺伝専門スタッフだけではなく,がん患者やその家族と接する医療スタッフ誰もが,遺伝医療に関わる可能性を意識する必要がある.そして,遺伝情報の知識が浸透していくことで,より適切な遺伝医療のチーム医療が提供できる.

参考文献

1) 宇都宮譲二(監), 恒松由記子, 湯浅保仁, 数間恵子(編): 家族性腫瘍遺伝カウンセリング─理論と実際. 金原出版, 東京, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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